■ 2006.4月の雑記

 4月29日(土) 「ぐーたら。」

 なんだか今日は何もする気がなかったのに加えて体調も微妙に良くなかったので、ひたすら部屋でごろごろしながらここ数日で届いた新刊の山を崩してました。しかし、『へうげもの』の本能寺が凄かったと本誌掲載時に噂で聞いてたけどこれ本当にすごいですね……。

■ 発売が延び延びになっていた『死が二人を分かつまで クリムゾンクロス』(ねぎしきょうこ:原作 前田栄/WingsComics)も発売されてたので購入。カールとエリオットの永遠に続く相克からいくつかの場面を選んで描いたという感じで、感想としてはまぁ普通に面白いといったところ。小説版の主人公コンビ、J.C.とミカエラは生憎影も形も無くてちょっと残念でしたが、ヘンリーは最後の話でゲスト出演。小説の時点よりかなりえげつないというか性根が捻じ曲がってるというかな描写がツボでした(←やっぱり悪趣味) ところで、あのワーウルフって名前違うけど彼と同一人物? それとも血族か何かなんでしょうか?

■ 米澤穂信氏の講演会が6月に同志社であるようで。折角だし、休み取れたら行こうかなぁ。

 4月27日(木) 「本の話あれこれ。」

 既に各所で話題になってますが、ホビージャパンからまた新レーベル立ち上げのようで。作家陣は結構期待できそうだし、あとは肝心の作品がどうなるかですね。面白い作品が読めるといいなぁ。

■ 山本周五郎賞の候補作に宇月原晴明の『安徳天皇漂海記』が選ばれてる! まぁでも、他の候補に福井晴敏と伊坂幸太郎がいるから、受賞はちと厳しいか。

■ 荻野目悠樹さんの新作情報が。うーん、今回もスペオペか。それでも、初期作品のような雰囲気の作品ならいいんだけどな。

■ みりおんぐらむのt-snow様が冥府魔道に分け入ろうとされているので、あんまり読んでるわけでもありませんが道標替わりにいくつか作品名を挙げてみる。とりあえず『FLESH & BLOOD』は無難ではなかろうかと思います(私は数冊読んだものの、やっぱり文章が肌に合わなくて脱落しましたが) それから、ハードカバーだけど江森備(……この人の場合純粋にオススメというより、身近で読んでる人がいないから一般的にどういう感想が持たれるのか聞いてみたいという、個人的な好奇心が強いのですけど) あと、高校時代の友人たちは『富士見二丁目交響楽団』や『炎の蜃気楼』を愛読書にしてましたっけか。ついでなんで、そっち系をよく読んでる友人に「なんかオススメってある?」と聞いてみたところ、「初心者なら月村奎あたりいいんじゃない?」という返事でした。ま、ご参考までに。

 4月25日(火) 「素面で再挑戦。」

  出勤前に測定してみた。結果、3500~5500字/分あたりをうろうろと。ちなみに最高は5605字/分でした。

 4月24日(月) 「読書速度測定」

  浅木原さん経由でやってみた(サイトはここ)。結果、最低2800字/分、最高4500字/分でした(細かい数字は忘れた) 残業後&酒が入ってこれだから、素面で目と脳が疲れてなければもう少しいけるかも。

■ 仕事が微妙に忙しい。つーか、先週締切の書類を今日になって持ってくるの止めてください……こっちも処理が大変なんだよ……orz

 4月22日(土) 「草原に集った108星の物語」

  『幻想水滸伝III -運命の継承者-』11巻(志水アキ/メディアファクトリー)、購入。この巻でいよいよ完結です。
 ゲームより面白いという嬉しい誤算が発生したこのコミック版ですが(いやもう、ゲーム自体がアレだったこともあり、発売前は全然期待してなかったんですよ本当のところ)、作品のクオリティは最終巻の今回に至っても変わらず。今回の内容は儀式の地での最終決戦と戦争後のエピローグだったのですが、スカスカすぎて「はぁ?」という感じだった展開や設定にあれこれ肉付けされて納得できるようにしてあるのはいつもどおり見事としか言えません。特に良かったと思うのは、儀式の地でのクリスVSセラのアレンジや戦争終結後のアルベルトやルビークの処遇の変更ですね。ゲームではそれはどうなんだって感じだったし……。
 それにしても、後半になるにつれぐだぐだになっていったあのシナリオでも、書き手が変わるだけでここまで面白くなるのか……としみじみ思ってしまいましたよええ。ルック絡みの設定すらも無理なく読めたのが何より吃驚(まぁ、それでもやっぱり釈然としない思いもありますが) ゲームでは微塵も心動かなかったあの二人の最期にもちょっとじーんと来たし。あと、回想でI、IIのシーンが入ったり、戦争終結後にフッチの呟きがあったのも良い演出だったと思います。
 志水先生のオリジナルの唄が朗々と響きわたる中で下ろされた、長い物語の幕。戦友との強い絆や未来への希望、そして一抹の寂しさ・空しさも感じさせてくれる、とても美しい終幕だったと思います(ちょっと褒めすぎ?) 志水先生には、コミック版を素晴らしい作品に仕上げてくれて本当にありがとうございますと、幻水シリーズの一ファンとして心からお礼を申し上げたいです。長い間お疲れ様でした

■ 折込の108星集結ポスター、よく見たらこっそりIとIIの主人公も混じってるよ(笑)

■ ついでにふらりと志水先生のサイト行ってみたら、最終巻発売告知TOPに思わず爆笑。いつでもネタを忘れない先生が大好きです。

 4月19日(水) 「おお!」

  「まいじゃー推進委員会」様の今日の話題で渡辺まさきさんの新刊情報が。よし、買おう(即決)

■ 改装案が煮詰まって、とりあえず壁紙だけ交換。……もうこれでいいかなーという気がしてきた(←おい)

■ 『ブラック・ラグーン』アニメ版2話。毎回感想書く気はないのですが、今回は一言だけどうしてもつっこみたいことが。商談用のリップサービスなのかもしれませんが、それでも貴女が仁義とか筋とか口にしますかとあえて言わせていただきたいですバラライカ姐さん(苦笑)

 4月12日(水) 「出版業界もいろいろありますわね」

 のべるのぶろぐ様のエントリーを拝見して、ふと調べてみたのですが。先日購入したアタチュルクの小説も自費出版関係のようですね。なんか、妙に納得してしまいました。……一応繰り返して書いておきますが、モノ自体は別に悪くはなかったですよ?

■ 『ブラック・ラグーン』アニメ版視聴(ちなみに原作既読) うん、思ってたよりよさ気。気になるのは、あの原作をどこまでやるかですね。メイドは大丈夫だろうけど、双子や任侠の話はちょっと厳しいか? まぁ、とりあえず適当に期待しつつ忘れない限り見ようと思います。……ところで、張大兄の出番はまだですか?(←普通にまだだろ)

 4月9日(日) 「相変わらず突っ走ってるなぁ」

 『戦国BASARA2』、新キャラ情報で秀吉と竹中半兵衛が。……まだ織田勢増やすのか。最終的には敵対方向に持ってくみたいだし、新ステージで大阪の陣があったりするみたいだから、1とは違った構成になってるのかもしれませんが、それにしても多すぎでは……。えーとまぁとりあえずそれは横に置いておいて、肝心の秀吉と半兵衛のデザインですが……ツッコミどころあり過ぎで何を言えばいいのかと(爆笑中)

■ のべるのぶろぐ様を拝見して知ったのですが、小学館が2007年に新たなライトノベル系レーベルを立ち上げるようで。レーベル名は私もちょっとどうなんだろうと思った。

■ で、少年向け・少女向け共に現在新人さん募集中なのですが、少女向け文庫の方の選考委員が私的に微妙。いや、篠原千絵さんは天河とか月闇が好きだったから別に良いし、榎木洋子さんはあいにく相性があまり良くないのだけどまぁ分かるんですが、問題は最後の一人。……まぁ、個人的な好みの問題ですけどね。

 4月8日(土) 「久々に」

 改装しようかなーいう気になったのでぽちぽち作業していたのですが、なかなかこれっ!というデザインが決まらず。いっそブログに移行しようかとも思うんですが、それもまた面倒そうだしなー。うーん、まぁしばらく水面下で色々試してみる事にします。(そして、試してるうちに飽きて中断しそうな予感がしなくもない)

 4月6日(木) 「届いたー!」

 『アタチュルクあるいは灰色の狼』、「2~3日以内出荷」の本と一緒に注文していたため、昨晩受け取りでした。小説だったんですねぇ(←それすら調べず買ったのか)

■ で、昨夜のうちに読了したわけですが(早) うーん、悪いというほどではないけど、あまり深く突っ込んだところには触れられていなかったりしてちょっと物足りなかったです。良くも悪くも小説仕立ての概説書といった印象で、参考文献に挙げられてる本を読んでればそれで足りるというか。……まぁ、私の場合はもともとアタチュルクに興味があって(というか、近現代史ではトップクラスで好きな人物なのです)いろいろ調べている&参考文献もほぼ所持しているため、余計にそう感じたのかもしれませんけど。

 4月3日(月) 「延期かぁ。」

 今月発売ということで楽しみにしていた「陸小鳳」シリーズですが、5月に延期になった模様。まぁ、出版さえしてくれるなら1ヶ月ぐらい待ちますけど。

 4月1日(土) 「4月馬鹿の日。」

 例によって当日まですっかり忘れてたため、必然的に何もしない結果になったという、相変わらずサービス精神の欠如した管理人です。……いやだって、今年は普通に出勤だったし、思い出してから何かやろうにも時間がなくてですね……(←言い訳するな)

■ ぼけーっとあちこちのサイトを眺めていたら、今年の2月に『アタチュルクあるいは灰色の狼』などと言う本が出ていたことを知りました。ちょっと何ですかその人の好みをピンポイントで突いた本は! ……というわけで、中身の検討も何もせず速攻BK1で注文。外れでないことを祈りますが、今は何より到着が待ち遠しい。

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